今年もお盆がやってきました。
お盆にご先祖様が、里帰りで戻ってくるので、お墓や仏壇に供え物をしたり、供養したりする慣習は、日本に伝わる仏教的な言い習わしことでしょうか。
私、仏教徒ではありませんが、ご先祖様への感謝の気持ちは、お盆に限らず、心のどこかでそう思っております。
ということで、お墓のある上士幌にお墓詣りしてきました。母親もお墓周りの草むしりと、お花を上げたいということで、一緒に連れていきました。
その母親も、83歳となりました。そういう私も57歳です。遠慮なく、時は過ぎていくものです。
私の年代になると、親の介護であったり、他界した後の実家の整理だったり、そんなことを考える年代なんだなぁと感じております。
お盆中に、2人、高校の時の同級生が訪ねてきてくれました。
1人は、もう30年ぶりくらいです。会社に来た時、白髪になっていたので、一瞬誰?と思ってしまいましたが、声を聞いてすぐわかりました。一人になった母親が施設に入っているので、空家にしている実家の相談でした。
もう一人は、同じく空家にしている実家の庭の木が伸びているので、伐採してくれないかという相談でした。
2人とも、使っていない実家を売らないで空家にしているのは、将来、老後に、帯広に戻ってくるかもしれないということと、実家がなくなると、帯広に行く理由がなくなるので、それも寂しいことだということで、そうしているようでした。
不動産業を営む私の本音は。。。そうです。使わない不動産は、そのままにせず、さっさと売った方がいいでしょ。
ただ、彼らの気持ちも、そうだよなぁと思うところもあります。
地方都市の空家問題。一筋縄ではいかないですね。
売らないならば、空家にしておくより、貸しておいた方がいんじゃない。。というのが、今持っている私の意見でございます。同級生の2人にも、そんなことをご提案してもました。
空家を撲滅することも、不動産業を営む私に課せられた使命というか、責務の1つなのかもしれません。
同級生が持っている空家。どうなるでしょうか?