平成29年度、年度末

今日は、今年度最後の営業日でした。何か慌ただしい1日でした。いいことですが。。。

ちょっと早かったのですが朝5時起床となりました。用意してすぐに、取引のある帯広の大家さんと、釧路に向かって車を走らせました。どうしても、一緒にいってほしいというお願いがあり、同行しておりました。実のところ、私の方も、帯広に、1時まで戻らなければならない用事があったので、大家さんにお願いして早朝の活動開始となりました。

困ったときに、お客様から頼りにされるのは、うれしいものです。内容は、釧路に所有されているアパートのトラブル対応でした。ひとまず問題を解決して、帯広には1時まで生還しました。ホッ。。。で、昼から社運をかけた買い取り決済がありました。大げさか。。。帯広に住まいの方なら自ずと知れたビルになります。ビルオーナーから話を頂き、少々ためらっておりましたが、日が経つにつれ高くても買い取りたいと思う気持ちが強くなり、無理して買い取ることにしました。結局、自前の余力資金では間に合わず、足りない分を当座貸越の枠を目一杯使い、やっとやっとで買い取りまとめました。

他2件もたまたま年度末のタイミングで買い取り重なってしまいました。会社から買取資金でお金が出ている状態ですが、物件の仕込みということになります。。、どうでしょうか。売れるだろうという思い込みもありますが、売れなければ、金利含め重い負担となって跳ね返ってくる不安も混在しております。

私の勘だけで決済してしまいましたが、果たして、よかったのだろうか。。買い取ったあと、そんな思いにもなる自分もいます。。

これらの案件。年度明けての4月2日。再販するべく、売買スタッフの年度初めのお仕事となりそうです。

田中社長、尾上店長、買い付けご期待しております。

3件とも帯広駅近く繁華街になります。帯広の中心街の物件所有者も、世代交代の時期にさしかかっているのかもしれません。。

社業を通じながら、そんな変化を感じつつ、スピード感だけは、鈍らないようにと、こころがけております。。

惚れ込んで買い取った物件。次のオーナーが決まるまでひと時の間、オーナー気分を味わってみようと思っております。

売りの資料できれば、アナウンスさせていただきます。。

そんなこんなで、いろいろありましたが、今年度ひとます、終了です。

決算書をながめながら、来期は潤沢なキャッシュがあるバランスシートになっていたらなぁと思っております。

北海道事業引継ぎ支援センター

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今日は日帰り札幌出張でした。

帯広の金融機関さんからの紹介で、事業承継の相談を無償でする窓口があるということで、国が支援する”北海道事業引継ぎ支援センター”さんに行って参りました。

北海道は、札幌1箇所だけで、受け皿が札幌商工会内に置かれていました。中小企業診断士の先生方が国から委託を受けて、相談にのっている機関でした。国の助成がでております。

会社を売りたい、事業を継承する人を探している。。。買収できる会社を探している。。そんな企業同士を結び付けているところでもあります。

今、会社を売りたい企業が60社、会社を買いたい企業も60社。預かっているようです。昨年は16件、マッチングしたそうです。結構あるんだぁ~という印象でしょうか。。マッチングにかかる費用は、基本ゼロです。民間の会社だと、かかるマッチングした際に500万円~2,000万円くらいまとめてくれたマッチング会社にお支払いするそうですが。。

不動産あらぬ、企業のマッチング。。そんなビジネスもあるのか。。。今回私は、今行っている事業承継のやり方についてアドバイス頂いてきました。

株を譲渡してもらうときの契約書の注意点や、その手順など2時間くらいアドバイス頂きました。

もし、そのようなことがあれば、ポスター写真添付しておきますので、利用されるとよろしいかと思います。事前予約は必要かと思います。

 

業務提携 民泊システム

昨日、東京出張しておりましたIT部門の責任者から、大手さんのと民泊システムの提携の報告がありました。概ね進みそうです。販売提携する企業さんの販売力に期待しつつ、業界で一番利用される基幹システムに育ってくれればいいなぁと思っております。

ビジネス的には、利用企業が増えるのに応じて、我々開発側に一定割合の課金がされていくというスタイルになります。

最後の業務提携の契約の時だけ、契約書にサインをしに行く予定です。開発しているスタッフ冥利につきます。

 

 

 

 

会社の値段 その2

純資産価格方式。

聞きなれない用語です。(会計のお仕事に携わっている方であらば知っているんだろうと思いますが。。)

この方式で、会社の株価を計算するとこができます。

会社の決算書のバランスシートと呼ばれる帳票で、プラスの資産(会社にある現金、預金、定期、自社の株)を純資産と呼んでおりますが、そいつに評価額差(購入時の価格(簿価)と現在の価格(時価)の差額)の税金分を引いたものを足したものを、その会社の株価数で割ると1株当たりの株価が出るという理屈になります。

評価額差とは、買ったときよりも今の方が価値が上がっている場合、その差益を評価益と呼んでいます。不動産なんてそういうケースが出てくることが多いようです。昔、会社で10万円で買った土地を所有していて、今、売ると100万円で売れるとすれば、評価額差は100万円-10万円=90万円ということになります(正確には今の価値は、国が定めた税金を課税するときに決めている評価額ということになりますが。、、細かいの読み飛ばしてください。。)。税金が37%かかるので、90万円から税金分の37%引いて残ったものが評価益ということになります。この場合は、90万円-33万円=57万円が含み益ということになります。

仮に会社にプラスの資産が100万円、含み益が57万円、株数が100株の会社の場合、1株の価格は、157万円/100株=1.57万円ということになります。

こんな感じで株価が出るんだんぁと初めて知りました。。

この方式で、今回、事業継承する会社を同様な形で計算すると1株当たり2万円。発行株数1,000株。

よって、評価額は、2万円×1,000株=2,000万円

ということがわかりました。

こんなことを計算しながら、果たして、自分の会社の株価っていくらになっているんだろうか。。。と思い、同様に決算書のバランシートのプラスの資産の数字をつかみ、含み益の税金引いた分を発行株数で割って出してみました。。

安っ。。。お恥ずかしくて、価格は書きませんが、そんなことをしながら、会社の価値を上げていくこと、すなわち自分の株を上げることは、私の大切な役目なんでしょうね。。

 

 

 

会社の値段 その1

事業継承で会社を買うというケース。前回のブログでちょっとふれました。。

そもそも、会社が所有している不動の売買がスタートでした。単純に不動産の売買でもよかったのですが、不動産を所有している会社を丸ごと買ってしまった方が、税金がかなり軽減されることに気づきました。。会社を買う。。。つまり事業継承うるという形で、不動産を取得する。。会社の売買という形での融資で、結果的に不動産を取得する。。そんな流れで会社の売買について調べてみたく、書き留めておくことにしました。

通常の不動産売買であれば、その不動産の価値に対して、銀行さんが評価して融資してもらうということになります。

今回は、会社の売買なので、その会社の価格に対して、銀行さんが評価して融資してもらう。。。う~ん、、会社の評価額ってどうやって算出するのかという疑問がでて、ちょっと調べてみようということになりました。この評価額を基準に、融資の額が決まってくるので、その計算方法は知っておいた方がいいってことになるでしょうか。。

で、で、会社の評価額。。つまり値段。。ずばり、その会社の株価になります。上場されている会社であれば、日経で株価が出ているので、その株価に発行株数を掛ければその会社の時価総額(会社の値段)が出てきます。が、今回私が携わっているのは上場していない中小企業というジャンルになるのでその株価をどうやって算出するのかというところから始まります。

中小企業の場合、会社の株価を出す必要に迫られるケースは、今回のような会社の売買するときや、身内の方が残した会社を財産として相続するといったときに、その会社の値段を知る必要がでてきます。世間一般的には、圧倒的に相続するっといったケースの方が多く、その計算方法がネットで紹介されておりました。

ちょっと横道にそれますが、会社を相続する場合、その相続税がかかりますが、何も対策していないと、とんでもない金額の相続税が課せられ、納税するために自社株そのものを売り、経営権を他人に渡すという事態になる場合があるので、その対策をどうしていくのかという内容のものが主流でした。

う~ん、確かにそういうケースってあるのかもしれないなぁと、ネットをながめておりました。で、そういった場合に、ファイナンシャルプランナーの資格を持った方たちが上手にアドバイスするというもの知りました。俗にFPという資格ですが、実務で使えるので持っておいた方が良い資格でしょうか。。

今回は、会社を相続するわけではなく、単に会社を買うというケースなので、相続対策(会社の価値を低くして税金を節税する対策)のような心配はいりません。むしろ真逆で、十分な融資を受けたいので、会社の価値が高い方がいいということになります。ともあれ、ちょっと、前置きが長くなってしまいました。

会社値段。。株価。株価の値段がわかれば、会社の値段・会社の価値もわかる。例えば、1,000株発行している会社で、1株50万円という評価であれば、1000×50万円=50,000万円(5億円)なんていうことになります。。。

この株価、決算書から算出されます。

純資産価額方式とよばれる計算方法があるということまでたどり着きました。長くなってしまいましたので、次回に続く。。

 

事業継承

会社の売却。その会社を買うので融資をしてほしい。。そんなお願いを金融機関の担当にしております。

流行りの企業買収。。。そんな大げさなものではありません。。。

何故そのようなことになったかというと、当初、会社が所有する不動産の売却で携わっておりました。よくよく聞くと、その会社は、この不動産を売却した後、会社を解散するという話を聞き、話が変わりました。。

会社の収入は不動産の賃貸だけで、従業員はなく、身内だけ。借金はなく、決算内容も上々です。しかも、社歴のある会社でした。

この会社、売却の後なくすのはもったいのと思うのと、使えないかなぁと思い、あれこれ考えてみました。

選択肢は、

その1.会社が所有する不動産を売却して、会社をたたむ

その2.不動産を所有する会社を丸ごと売却する(会社はたたまずにそのまま継承する)

どっちが得かという問題になります。

売る方、買う方、それぞれについて検討してみました。具体的に書くと、以下のようになります。

その物件は、5,000万円です。

まずは、売る側。

その1の場合、預かっている敷金が100万円を、売却時に新しい買主に渡す(100万円支払う)のですが、その2の場合、帳簿に記載されるだけで、100万円のお金の動きはありません(売主は支払いません)。

次に買う側。

その1の場合、買う方は、不動産取得時に、不動産登録免許税と不動産取得税がかかります。細かい計算方法は割愛しますが、今回は合わせて、200万円、国に納めなくてはなりません。その2の場合は、そのような税金はかかりません。

よって、その2の会社売却の方が、売主は100万円、買主は200万円、お金が出ていかなくてもよくなります。

そう考えると、会社売却でこの商いをまとめた方がいいという判断になります。

で、で、で、金融機関さんにこの会社を買うのにお金を貸してくださいというお願いになりました。。

金融機関の担当マン曰く。。。

“社長、こういうケースの場合は、事業継承ということになるね。この会社の価値を計算、評価し、貸せる金額を提示してみます。その会社の決算書ありますか?”

決算書を渡して、結果待ちとなりました。聞いてみると、その会社の株を買うということになり、決算書からその株の価格を出して、判断するとのことです。

会社の価値。会社の株価ということなりますが、どのように計算するのか、興味がわきました。その価格の出し方、ちょっと調べてみたいと思います。。次回のブログで紹介できればと思っております。。。

 

民泊用システム

当社のグループ会社にシステムを受注販売するIT会社があります。創業して間もないときに設立した会社になります。

株式会社ドットコム。

当時、システムの下請けを依頼していた会社がたたむということになり、その会社のスタッフ2名を引き受けるのと同時に、デザイナーを加えスタートした会社です。

紆余曲折あり、スタートメンバーで残っているのはひとり。新たに加わったスタッフが2名。計3名のITです。

当社が自前で使うシステムをつくらせながら、同業の不動産会社にシステムやホームページの制作し、販売しながら、10年。細々とですが、生き延びてきた会社です。自社で使いながら、他社にも販売しようと作った民泊用管理システム。“Dmonthly”

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年明けくらいから、いい風が吹いてきた感じがします。

大手の会社から仕事の依頼、問い合わせがきだしている。。

“民泊の管理システムをつかわせてほしい”

“民泊の管理システムをカスタマイズして、独占販売させてくれないか”

現場のスタッフから、“そんな問い合わせが来ているので、東京に出張いきます。。”

どのような展開なるのかわかりませんが、長らく投資したスタッフの労力が、花開けばなぁと思っております。

民泊。。トレンド?でしょうか。。

屋久島

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屋久島。なかなかいくチャンスがないところですが、金融機関さんのツアーがあり、行って参りました。場所は下の地図の通りです。鹿児島市からフェリーに乗ること約2時間。

樹齢が1000年を越える杉が生い茂る島が屋久島です。この1000年以上の樹齢杉を”屋久杉”と呼び、それ以下の杉を小杉と呼んでいるとガイドさん説明されておりました。

樹齢3,000年の屋久杉、こんな感じです。

DSC_2609 高さ19.5m、木の回りが、8.1mの杉の木です。標高1200mのところにありました。樹齢のある杉は、標高の高いところにしかなく、切りやすいところの木はすでに、切られてしまっているようでした。

3,000年。紀元前から行き続けている杉の木。畏敬の年で拝まさせていただきました。

自然にはかないません。。

30分の散歩コースを歩いた写真アップしておきます。ちなみに、屋久島は雨が多い島で、コケも多い島でした。私は盆栽の趣味はありませんが、なかなか風情のある感じがしました。

世界遺産の屋久島、一度行かれることをオススメします。

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