会社の値段 その1

事業継承で会社を買うというケース。前回のブログでちょっとふれました。。

そもそも、会社が所有している不動の売買がスタートでした。単純に不動産の売買でもよかったのですが、不動産を所有している会社を丸ごと買ってしまった方が、税金がかなり軽減されることに気づきました。。会社を買う。。。つまり事業継承うるという形で、不動産を取得する。。会社の売買という形での融資で、結果的に不動産を取得する。。そんな流れで会社の売買について調べてみたく、書き留めておくことにしました。

通常の不動産売買であれば、その不動産の価値に対して、銀行さんが評価して融資してもらうということになります。

今回は、会社の売買なので、その会社の価格に対して、銀行さんが評価して融資してもらう。。。う~ん、、会社の評価額ってどうやって算出するのかという疑問がでて、ちょっと調べてみようということになりました。この評価額を基準に、融資の額が決まってくるので、その計算方法は知っておいた方がいいってことになるでしょうか。。

で、で、会社の評価額。。つまり値段。。ずばり、その会社の株価になります。上場されている会社であれば、日経で株価が出ているので、その株価に発行株数を掛ければその会社の時価総額(会社の値段)が出てきます。が、今回私が携わっているのは上場していない中小企業というジャンルになるのでその株価をどうやって算出するのかというところから始まります。

中小企業の場合、会社の株価を出す必要に迫られるケースは、今回のような会社の売買するときや、身内の方が残した会社を財産として相続するといったときに、その会社の値段を知る必要がでてきます。世間一般的には、圧倒的に相続するっといったケースの方が多く、その計算方法がネットで紹介されておりました。

ちょっと横道にそれますが、会社を相続する場合、その相続税がかかりますが、何も対策していないと、とんでもない金額の相続税が課せられ、納税するために自社株そのものを売り、経営権を他人に渡すという事態になる場合があるので、その対策をどうしていくのかという内容のものが主流でした。

う~ん、確かにそういうケースってあるのかもしれないなぁと、ネットをながめておりました。で、そういった場合に、ファイナンシャルプランナーの資格を持った方たちが上手にアドバイスするというもの知りました。俗にFPという資格ですが、実務で使えるので持っておいた方が良い資格でしょうか。。

今回は、会社を相続するわけではなく、単に会社を買うというケースなので、相続対策(会社の価値を低くして税金を節税する対策)のような心配はいりません。むしろ真逆で、十分な融資を受けたいので、会社の価値が高い方がいいということになります。ともあれ、ちょっと、前置きが長くなってしまいました。

会社値段。。株価。株価の値段がわかれば、会社の値段・会社の価値もわかる。例えば、1,000株発行している会社で、1株50万円という評価であれば、1000×50万円=50,000万円(5億円)なんていうことになります。。。

この株価、決算書から算出されます。

純資産価額方式とよばれる計算方法があるということまでたどり着きました。長くなってしまいましたので、次回に続く。。