木材が世界的に不足し、価格の急騰が始まっているということを、取引先の建築屋さんから聞きました。
今、計画中の新築アパートの値段。以前、見積りを頂いていたのですが、木材の高騰があり、再度見積りしなおしたいということで、このような事態を知りました。
アメリカ、中国の木材の急激な需要増が原因と報道されています。アメリカにおけるコロナ禍のテレワーク増。それに伴う郊外住宅の需要増。コロナの封じ込めが終わり経済の正常化が図られている中国での、住宅建築の反動需要。
コロナが思わぬ形で自分たちのビジネスに影響してくるんだなぁ。。
輸入材が入ってこないという状況なので、どれだけ日本が輸入材に頼っているかググってみました。こんなグラフがあったのでコピペします。
そうか。。木材自給率34.8%か。。結構輸入材に頼っているんですね。
極端ですが65.2%の木材が入ってこなくなると、単純に新築の需要が6~7割減るってことになって、大変なことになってくるのかなぁ。。
仮にですが、木材が入らないということが長引くと、建築費の高騰や、建築業者の倒産も現実的にあり得るのかもしれません。
われわれ不動産業者も、多分、土地が売れなくなるのと、土地価格の下落もあるのかなぁと推測しております。新築建売によるビジネスもなくなるので、厳しい状況になっていくんでしょうか。。
よからぬ推測が当たらないことを祈りつつ、そうなっても生き延びていける策を考えておく必要も感じております。